【78】■パンチパーマと空手と意識の外

■パンチパーマと空手と意識の外

昨日、パンチパーマにしました。
僕が行く床屋さんは
腕が良くて、 
頭を芸術作品に仕上げてくれます。

昨日はボクシングジムに行き
フルスイングで思いっきり
サンドバッグ打ちをしました。

本日は、打ち合わせを終えてから
大学の空手部に出稽古に行きました。
二時間、基本と組手をみっちりしました。
ゴムチューブトレーニングは
2人1組で休みながら交代しながら行います。
僕は一人でしたので
柱にゴムチューブを結んで
休み無く、学生の倍の稽古をしました。
僕は気合が大きいらしく
学生は笑っていましたので
少し恥ずかしかったです。

香川政義先生が
お前らが気合入ってないから
気合い入れにきてるんやで
とフォローしてくれました。

空手の稽古
ボクシングの稽古
テコンドーの稽古は
自分の世界に入ることができます。
大声で叫ぶこと
大声で気合をいれると
褒められるのが嬉しいです。

組手の時、
刻み突きは
ボクシングの基本稽古を
積み重ねていましたので
スピードがある大学生の
刻み突きは一発ももらいませんでした。
裏回し蹴りだけ、もらいました。
滞空時間のある蹴り技は
タイミングが合わないので
どうも苦手です。

香川政義先生は
ゴムチューブのトレーニングを終えた後
打ち込みするときには
いつもより遠い距離から
技を出すようにしなさいと
指導されていました。

僕は、明らかに
自分の間合いより遠いところから
技を出すと意外と届くことが分かりました。

届く自信が無いということは
不意打ちのような
意識の外から技を出すことと
同じであると感じました。

自由組手の時は
一戦ずつ冷静に
今の相手とは、これをしよう、
次の相手とは、これをしよう、
とカリキュラムを考えて稽古しました。

形の選手は
黙々と基本稽古と形を行なっていました。
形の選手は基本稽古や形の時は
溜め込んでから、
技を出して極めることを
しているように思いました。

号令のリズムは
通常のリズムより倍位の長さでした。
リズムをゆっくりさせて
形の稽古や基本稽古を行うことは
非常に勉強になりました。

大学で空手の稽古を終えてから
テコンドー道場に行きました。
久しぶりに組手をしました。

テコンドーはバチバチ当てることが
できますので、良い稽古になります。
フルスイングの
ボディーフックのパンチを
打ち込んでも、
ボディープロテクターがあるため
倒すことはできませんでした。
しかし、ストレートは
効いているように感じました。
ボクシングジムで
鉄骨に縛られているサンドバッグを
フルスイングで巻き藁のように
鉄骨が地響きする位に
打ち込んでいる稽古が良かったと思います。

足が長い選手と
組手をすると
ボコボコと当てられました。
やはり、滞空時間が長い蹴りは苦手です。
伝統空手の特徴は
ぶつかっても倒れない体幹の強さと
踏み込みスピードです。
踏み込みが速くても
足が長くて背が高い選手は
スウェーしますし、顔に蹴りは届きません。
蹴りの角度を変えてきますので
避けにくいものです。

ボクシングのマイクタイソンは
ヘビー級の中では小さいのですが
マイクタイソンより
20cm以上、背が高いボクサー達を
バダバタとノックアウトして
世界チャンピオンになっています。
マイクタイソンは
フェザー級のようなスピードで
踏み込んできたそうです。
相手の懐でパンチを繰り出すから
パンチが当たったのだと思います。

テコンドーの蹴りも
同じように考えられるのでは?

僕は伝統空手の修練により
背が高くて足が長い選手の
懐には入ることができます。

しかし、そこから蹴り技を出す時に
相手の懐の中で、狭い回転を起こして
狭い空間の中で、蹴り技を出せば
背が高い選手に対して
優位に立てる気がしました。

相手の懐の中で蹴りを出す。
そのためには、
柔軟性が必要不可欠になりますし
非常に小さな半径の回転運動を
起こせば良いと思います。

狭い空間の中で
蹴りを出す稽古を
行なっていきたいと思います。

香川政義先生が
回し蹴りの時、相手の目の前で
相手の頭を蹴りなさいという理論と
同じかなと思いました。

テコンドーの先生が
一挙動で蹴ることを説明していました。
軸足に乗ると二挙動になります。
僕がイメージしたのは
飛び跳ねる感じで蹴ると
一挙動になる気がしました。

パンチパーマにすると
気合いが入ります。
しかし、
45才のパンチパーマの男性が
大学の空手部で
大きな声で気合いをいれると
笑われることも分かりました。

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